2011年3月1日火曜日

原稿用紙使用時のかぎ括弧と句点の位置 「マルとカッコは同じマス?」

小中高校生の頃の自分からは考えられない位にゲームをしなくなった私。
近所のコンビニにファミ通すら入荷しなくなっちゃった。
そんな私にとって数少ないゲームの情報源の一つ、島国大和さんのブログで書かれているネタ が気になった。
ちなみにこの人、キレ方が個人的に理想形。


日本語の会話文はかぎ括弧で最初と最後を括るのだが、ラストは

「うぐぅ。何でも奇跡で解決。」
「うぐぅ。何でも奇跡で解決」

句点+閉じ括弧なのか、括弧のみで良いのか? といった案件。


小学校に入ってすぐに原稿用紙の使い方として、マスを田の字の様に4分割して、句点句読点括弧等は何処に書けば良いか、と教えられた事を思い出す。
会話のラストは、同一マスに2文字書けと教わった。


以下の画像を参照されたし。
かぎ括弧の位置検証画像
んでもこれ、印刷物じゃまず見ない。
特に左側の例は見たこと無い。
そもそも教科書に載ってる小説でこのような表記しているのを見た気がしない。


試しに私が習った方のルールを横書きに適用してみた。


かぎ括弧の位置検証画像。日本語の横書き時
何かくどいから略されているのだろうか?
句点でググルといろいろと理由かもしれない事が書かれているが、結論には至ってない感じ。
お上の学習指導要領のが古さを引きずっていて、印刷業界はずんどこ進んでいる感じ?


個人的には、1マスに2文字放り込むのが実はルール違反じゃねぇかなぁ? 等とぼんやり思う。
1マス2文字がルール違反と仮定すると、句点+括弧と2マス使って書くことになる訳だけど、見た目悪いし二重に閉じられている感が有る。

この辺で変な電波受信。
――ひょっとしたらMSゴシックには一文字で解決できる素敵なサムシングがあったりして!









かぎ括弧の位置検証画像。MS-IMEにフォントがあるのか?

無かった。


フォントとして存在してない。
指導要領には存在している。
印刷物のルールには存在しない。
とても不思議。


先日何かの小説雑誌(メフィストか何か?)で、会話分の開始かぎ括弧を一文字下げで表記しているものを見かけた。もの凄い違和感だったが、作者はそう書きたかったのだろう。


「正しい日本語」


と言うものが果たして存在しているのか疑問に思う今日この頃。


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