2013年1月21日月曜日

2chコピペ 「獲れない幻獣コブグマ」 岩手盛岡関係のオカルト恐怖心霊


∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part66∧∧
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1356309352/l50



770 :本当にあった怖い名無し :2013/01/21(月) 22:04:26.09 ID:QJmvOr5C0
>>768
熊の話が出たのでひとつ覚えてる話を

マタギの本場・秋田県のマタギには、

「取ってはならない熊」
として、三種類の熊が伝えられている

ひとつはツキノワグマのトレードマークである月の輪がないミナグログマ

もうひとつはアルビノ個体であるミナシログマであるが、

マタギたちが「関わってはならない」とキツく教えているクマが、
足の肉球に大きなコブを持つ

「コブグマ」
というクマである

このコブグマは東北のマタギたちに

「小和瀬のコブグマ、大深の大グマ」
と謳われた稀代の大熊であり、山神に最も近い御使い熊であるという
秋田~岩手の八幡平周辺の山中を何百キロも闊歩する「渡りグマ」であると言い伝えられ、
その大きさは60貫目とも100貫目とも伝えられる
通常、ツキノワグマがどんなに大きくなっても40貫目ぐらいであることを考えれば、
仮に60貫目あるとしてもワールドレコード級の大熊である
もし伝承の通り100貫目あるとしたら、
もうツキノワグマよりも大型であるヒグマでも、まずお目にかかることはない大物であるといえる

面白いのは、この熊の実在がほぼ確実視されているという点である

昭和34年4月、動物作家・戸川幸夫氏が
豊岡・白岩マタギたちと朝日岳に動物の生態撮影に入ったが、
岩手県境に近い朝日岳のナンブツルという地点で、氏は雪上に件のコブクマの足跡を発見、
写真撮影に成功しているのだそうである

私は実物を拝んだことはないが、写真に収められたその足跡には、
三升入りの茶釜大のコブがくっきりとついていたという
通常の熊の足跡が人間の手のひらぐらいの大きさであることを鑑みれば、
足跡の主の巨大さが如何に常軌をを逸しているかわかろう

マタギの本場である阿仁や西仙北マタギたちの間には、こ
の熊をあわや射殺というところまで追い詰めたという話が残っているが、
実際にその姿を見たものはいないという。
第一、この熊はいくら仕留めようとしても絶対に仕留められないと言い伝えられており、
その伝説が独り歩きしたものなのか、いつしかこの熊は

「討ち取ろうとしても絶対に打ち取れない熊」
としてマタギたちに言い伝えられている

山の懐の深さを改めて思い知らされる話


771 :本当にあった怖い名無し :2013/01/21(月) 22:09:33.81 ID:cNtGSgYJ0
それ、特定された個体のクマだろ。
今に居るわけでなし。


772 :本当にあった怖い名無し :2013/01/21(月) 22:15:55.66 ID:QJmvOr5C0
>>771
戸川幸夫によれば、
コブグマはそれ自体がツキノワグマから独立した種であるらしいぞ
なんだったかで、明らかにその足跡とは別の個体と思われるコブグマの足跡を見つけたとも言ってるし

例えば鹿用のくくり罠に引っかかって、足をワイヤーによって切断されたりすると、
その傷口がコブ状になることはあるらしい
けれど

「これは間違い無くコブグマの足跡だ」
と言われる足跡にはそれぞれ違いがあるので、
戸川氏はコブグマを複数の固体が要るツキノワグマとは違う種の動物であるとして予想したようだ

このコブグマは、冬眠明けに便通を良くするためにクマが齧りに来るミズバショウを齧ろうとするらしいが、
あまりに体が大きく足が湿地に潜ってしまうため、
ミズバショウの周辺をウロウロしている足跡が見つかるらしい

直木賞を受賞した熊谷達也の『邂逅の森』にも最後このコブグマが出てくる


773 :本当にあった怖い名無し :2013/01/21(月) 23:16:10.22 ID:6SdVEOO8O
>>772
「複数の」って一種が存続するんなら少なくはないだろ
なのに資料は伝承?変じゃないか


774 :本当にあった怖い名無し :2013/01/21(月) 23:23:33.42 ID:QJmvOr5C0
>>773
そこまではわからねぇ。
とにかく、そういう明らかに普通の月の輪とは違うクマが秋田に実在していたという話だ

あまりにも噂すぎるので書かないが、
どうもその昔の北東北にはツキノワとヒグマの雑種と思われる、
獰猛な赤毛のクマがいたともいう
その程度の、科学的には説明を求めるのも愚かしいぐらいの伝承だと思って聞いてくれ







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