岩手県盛岡市の太田地区で良く見られるお盆の灯篭があります。
電線(V系)にパラレルに接続された電球をピラミッド型に吊るして夜中に光らせるのが一番メジャーで、他にも垣根の周りをぐるっと囲むタイプもあります。
これらは、三年以内にその家で亡くなった方がありますよ、というサインであると共に、迷わず帰って来れますようにとの願いが――こめられている筈です。
筈、というのは80歳の年寄り連中に聞いても良くわからんけど昔からやってるから~、的な答えが返ってくるばかり故です。
――田舎のくだらない風習。
そう切り捨てたいモノは沢山有りますが、夜中の光り物が大好きな私なので、この風習は受け継いでいこうと思っています。
灯篭設置
8月10日位までには設置しろとのお達しなので、土倉の誇りっぽくて黴臭い2階から引き摺り下ろしてきました。
前回までは鯉のぼりの柱があったのですが、現在撤去されているので垣根をグルッと囲むタイプに改造することにしました。
防水的にギョギョ?! っと思うところも有ったり、ソケットが腐ってたりするので補修と交換などなどで3時間ほどかかってしまいました。
次の日。
鉄パイプを突き立てまくって結束線で結びつけまくります。
入り口道路下の水路にコードをくぐらせるなど、アクロバットに危険な配線(いやまぁ、そこだけは新品V線ですけど)をしつつ、1時間ほどで完成しました。
スイッチオン&写真撮影
なんかちがう……。
んじゃ、新しめのコンデジWX50さんの夜景モードなどでパチリ
はてな?
赤い電球の中心が真っ白に飛んでしまいます。
赤いまま光ってて欲しいのですが……
雨も降ってきたのでまた明日チャレンジです。
リベンジの次の日
少しお勉強しました。
- 測光をピンポイントに設定。ズームしまくって赤い電球で露出決定。
- AEロックボタンを押したままズームアウト
- 構図決定
- シャッター
AEロックって初めて使っ――ぐふっ。なんでもないです。
余りにも真っ暗だと駄目なんじゃないかという仮定があるので、少し早めの撮影開始です。
ついでにぼかして見ようとか考えました。
ぱしゃっとな。
あ、かなり見た目に近くなりました。
でもあんまり光ってる感がないので、ちょっとデフュージョン的に弄ってみました。
ディフュージョンフィルタに関してはこちらを参考に。
ちょっと失敗な感じです。
でも方向性は間違ってない気がしてきましたよ。
なにか無駄なあがきの様な気がしますが、残り2日でいろいろ撮ってきます。
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