平和が手に入ったはずなのに、いったいこれはどういう胸の空洞、空虚感?
聖なる罠とケルベロス、及びその親。
手前の聖なる罠は勇者によって作成された粘着質の帯を裏返しにした物。
大抵はケルベロスが引っかかる前に、設置したこと自体を忘れた勇者の臀部に張り付いていることが多い。
警戒中のケルベロス一家
尚、父親は定かではない。
「ねこてんだろ?」などと揶揄する向きがたまに居るが、その人物の方を向くだけで二度と同じ事を言わなくなる辺り、ねこてんの清らかな顔面を想像するのは難しくない。
無警戒なケルベロス達。
日光から紫外線を受けては溜め込んでいると思われる。いつかそれを一気に放出して網膜を焼ききられる可能性があるので、虫取りアミなどで捕獲を試みたが、まるで無反応。まさに無視されたという過去を持つネコテンの胸の傷は深い。
動物の写真は撮っておくべきだな、と思う今日この頃。
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